毎朝 毎昼 毎夕 我が家にやってくる君たち
餌を待っていつまでもじっとしている。ふと塀の上をみると、実は５羽も 「来てるなら、教えてよ」と言いたくなる。
５羽が勢揃いした時は、壮観だ、天からの贈り物とも言える。
わが夫婦は、朝食を、昼食を、夕食を中断してもあげる。
ついには、私の手から食べるまでに
だから、いつも５羽揃った写真は撮れない。
僕は 君たち家族が好きだ
鳥なのに、なんと不細工な飛び方
１羽は、ろくに食べずに見張りにつく、見事な仲間意識。
でも、他の鳥に餌を取られてしまうのろまな鳥。
マグパイが近寄ってきても逃げないどころか、
口にくわえた肉を半分とられても黙っている。
そして、喧嘩しない・・悠然としている
いつの日か、君たちは滅びるのではないかと心配する
雨の日 びしょぬれになっても我が家に餌を求めてくる
他で餌は見つからなかったに違いない。
旅行で留守にする日がつらい
明日から１週間いないよ・・と、伝える方法はないものか。
寿命は２０年とか
一生を笑って過ごすのか。
すばらしき人生 いや鳥生だ
朝６時頃の呵々大笑は、荘厳な目覚まし時計なのだ。
(2008.06.23 シドニー・ボーイ記)
